中国各省・市の対米輸出額の割合「対米依存度」を見ると、浙江省がトップで7.14%、広東省6.83%、上海市5.24%、江蘇省4.39%、福建省4.09%と続いている。同じ海港を持つ地域でも、広東省は近隣の香港や東南アジアと、江蘇省や山東省は日本、韓国との貿易が盛んであるのに比べ、浙江省はアメリカとのビジネスが盛んで、例えば義烏をメインとした日用雑貨類等、米国に好まれている商品(クリスマス商品等)が多い。内陸部では北京市が0.84%に留まるのに対して、重慶市2.25%、四川省1.92%、河南省1.86%と依存度が高い。

【Record China等 2025年4月13日】