今年上半期の浙江省の域内総生産(GRP)は前年同期比6.8%増、3兆8,717億元となった。うち、第一次産業は4.3%、第二次産業は4.7%、第三次産業は8.4%の伸びを見せ、全体的に回復傾向にあることを示唆した。特にサービス業の伸び率は顕著で、宿泊及び飲食業の増加率は18.1%、交通運輸等14.6%、新エネルギー自動車販売額は51.7%と大きな伸び率を示した。
【浙江在線 2023年8月17日】
今年上半期の杭州市民一人当たりの平均可処分所得額は41,053元(同期比5.4%増)、消費支出は24,266元(同期比9.0%増)となった。浙江省全体の平均可処分は34,317元、杭州市は平均より6,736元高く、省内1位だった。また杭州市都市部の所得額は45,489元、農村部の所得額は25,754元で、収入格差は1.77倍となった。 【銭江晩報 2023年8月1日】
2023年7月時点、浙江省の最低賃金は2,280元/月で、全国各省・自治区・直轄市では第1位の上海市(2,690元)、北京市(2,420元)、深セン市(2,360元)、広東省(2,300元)に続き、江蘇省と並んで5番目に高い基準となっている。北京市の最低賃金は9月から2,420元となり、上海市との差は270元に縮まった。
【ジェトロビジネス短信等 2023年7月25日】
5月1日から禁漁となっていた渤海、黄海、東海、北緯12度以北の南海が部分的に解禁となり、8月よりワタリガニ漁が始まった。舟山市の漁港では20日までに約2万トンの水揚量があり、地元や各都市への供給が再開した。
【新華網 2023年8月23日】
欧州と北米を襲う熱波の影響で、中国の日よけ製品に注文が殺到している。浙江省臨安市にある日よけ用品メーカーでは、ドイツやスペインからの注文の対応に追われ、日よけ傘等関連部品や、海外発送のための物流関連業者も受注が増加、好調な売上を記録している。
【Record China 2023年7月19日】
中国政府は8月10日から日本への団体旅行の制限をおよそ3年半ぶりに解禁した。今回、韓国やインド、アメリカ、オーストラリア、イギリス、ドイツ等も含めて解禁している。18日夜、その第一陣が中国広州から関西空港に到着した。日本を訪れる中国人旅行者は2020年以降低迷したが、今年春頃から既にビザを取得している人等を中心に個人の旅行者が増える等、回復傾向が続いており、今回、団体旅行も解禁されたことで、今後、日本を訪れる中国人旅行者の数は大幅に増えるとみられる。
【NHK等 2023年8月19日】
海外からの旅行者のモバイル決済に対応すべく、「アリペイ」、「WeChatペイ」は海外ユーザーが中国国内でモバイル決済を利用できるサービスをアップデートしたことを相次いで発表した。アリペイは7月21日海外発行のビザ、マスターカード、ダイナースクラブといったクレジットカードを紐づけしておくことで、中国全土でモバイル決済を利用できるようになったことを発表した。WeChatペイも20日、ビザ、ディスカバーグローバルネットワーク、JCB、マスターカード等海外発行のクレジットカードに対応したことを発表、利便性は中国国内ユーザーと同等までに高まっている。
【人民網等 2023年7月24日】
政府系業界団体CGIGCによると、中国のゲーム人口は6月末時点で6億6,800万人となり過去最高を記録した。また、今年上半期の国内ゲーム市場の売上高は1,442億6,300万元に達した。近年、当局の厳しい取り締まりが始まり、2021年から2022年にかけて約8か月、取り締まりの一環で新規ゲーム認可が凍結された等もあり、昨年はゲーム人口が減少した。しかし、中国は世界最大のゲーム市場であり、今年は再びゲーム人口も回復し、人口の約半数を占めるまでになった。
【Newsweek等 2023年7月27日】
国務院は市街地の常住人口が1,000万人以上の都市は「超大都市」、500万人から1,000万人の都市を「特大都市」と呼んでいる。武漢市街区人口は2021年末時点で1,094万人、武漢市全人口は1,477万人に達し、武漢市は特大都市から超大都市へとランクアップした。武漢市は、近年中国で最も人材を呼び込む力のある都市ランキングで上位を占めており、就職や起業した大学卒業者も増えている。これにより2021年超大都市は上海、北京、深?、重慶、広州、成都、天津、武漢の8都市となった。
【人民網等 2023年7月24日】
湖北省初の「デジタルツイン病院」武漢市中心病院楊春湖エリアが開業した。デジタルツイン技術により実体病院から等身大の「デジタル病院」が構築される。この管理システムにより、職員は指揮センタ―で病院の動的な運営状況を把握でき、1枚のディスプレイで統一的に管理し、ワンタッチで指揮できるようになった。リモート診察や受診等各方面の情報化サービス、処方箋の自動配合や病院物資の自動輸送等、スマート医療を実現している。
【人民網 2023年8月11日】
中国の春節は旧暦(陰暦)の1月1日に当たり、西暦(陽暦)
では下記の通りとなります。
年 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
月日曜 | 2月5日 (火) | 1月25日 (土) | 2月12日 (金) | 2月1日 (火) | 1月22日 (日) |
2022年以降の春節の日程
2023年1月22日 2024年2月10日 2025年1月29日 2026年2月17日
2027年2月6日 2028年1月26日 2029年2月13日 2030年2月3日
2031年1月23日 2032年2月11日 2033年1月31日 2034年2月19日
2035年2月8日 2036年1月28日 2037年2月15日 2038年2月4日
2039年1月24日 2040年2月12日 2041年2月1日 2042年1月22日
2043年2月10日 2044年1月30日 2045年2月17日 2046年2月6日
2047年1月26日 2048年2月14日 2049年2月2日 2050年1月23日
[元 旦] 1月 1日(土):2022年12月31日(土)〜2023年1月2日(月)
[春 節] 1月 22日(日):1月21日(土)〜1月27日(金)
※1月28日(土)、1月29日(日)振替出勤
[清明節] 4月 5日(水):4月5日(水)
[労働節] 5月 1日(月):4月29日(土)〜5月3日(水)
※4月23日(日)、5月6日(土)振替出勤
[端午節] 6月 22日(木):6月22日(木)〜6月24日(土)
※6月25日(日)振替出勤
[中秋節] 9月29日(金)
[国慶節]10月 1日(日):9月29日(金)〜10月6日(金)
※10月7日(土)、10月8日(日)振替出勤
〈国務院弁公庁2022年12月8日発表〉
[元 旦] 1月1日(日):1月1日(日)、1月2日(月)
[春 節] 1月22日(日)〜1月25日(水)
[清明節] 4月5日(水)
[耶蘇受難節] 4月7日(金)〜4月8日(土)
[復活節翌日] 4月10日(月)
[労働節] 5月1日(月)
[仏誕節] 5月26日(金)
[端午節] 6月22日(木)
[香港特別行政区成立紀念日] 7月1日(土)
[中秋節] 9月29日(金):9月29日(金)〜9月30日(土)
[国慶日] 10月1日(日):10月1日(日)~10月2日(月)
[重陽節] 10月23日(月)
[クリスマス] 12月25日(月)
[聖誕節翌日/ボクシングデー] 12月26日(火)
《2022年5月23日香港政府発表》